希望

川の流れに逆らって

一つの場所にとどまりつづける鯉のように

カーテンを閉めて、窓を硬く閉ざしていれば

いつか嵐は過ぎ去っていくだろう。

無数の光線がずっと向こうの大平原を照らす午後を迎えたとき

僕はすぐにでも窓から飛び出して

部屋に隠しておいた希望とともに走り出したい。

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By GloomyWind 2003/3/25
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